父「え~っと、どこまで話したかなぁ?
そうそう、FXを始める為に必要なお金「証拠金」についてだったね。
前回の計算では1%で計算したけど、このパーセントはサービスをしている会社によって違うんだけど、5%や0.25%って所もあるみたいだよ。」
母「へ~っ。じゃぁ少なくて済む0.25%の所がいいかしらねぇ。」
父「それがそうでもないんだ。
それを説明する為には、まずFXでを利用して発生する利益と損失について話しておかなくちゃいけないんだよ。」
父「たとえば、1ドル=106円で円をドルに交換したとするだろ。このドルを為替レートが108円(円安・ドル高)になったところで円に戻したら、108円になって返ってくるんだよ。つまり2円の利益が出たってことだな。
じゃぁ、もしその1ドル=106円で交換したドルを10,000ドル持ってたら、1ドルあたり2円の利益だから・・・
2円 × 10,000ドル = 20,000円(10,000ドル分の利益)
逆に、1ドル=120円で円をドルに交換して、為替レートが104円(円高・ドル安)になったところで円に戻したら、手元に104円しか戻ってこないんだよ。
-2円 × 10,000ドル = 20,000円(10,000ドル分の損失)
ここで重要になるのは証拠金。
母「ふ~ん。それじゃあ、証拠金ってやつが少なくて済む会社で取引するのも、多くかかる会社で取引するのも余裕を持っておけってことなのねぇ。
お金が無くなったんじゃハワイどころじゃないものねぇ。」
そうっ!その通りっ!
だから、簡単に飛びついちゃダメなんだよ。でも、毎日貰える金利なんかが魅力的で、飛びつきたくなるんだよなぁ
あらっ!何それ!
毎日金利が貰えるの?
ステキじゃない♪
(ヤバイ!それはまださわりしか勉強してないんだよなぁ。。。)
まっ、まぁ今日の所は疲れてるんで、金利の事は今度教えるよ。
さて、なにかとお金が掛かる現代社会、ガソリン代は上がるわ、医療費は上がるわ、
安い中国産は危険だわと、今までそれほど気にならなかった事が複雑に絡み合って
家計に大きなプレッシャーをかけています。
また、お金を増やす方向に目を向けると、銀行の金利は相変わらずの超低金利。
10年預けてもスズメの涙程の金利では何の助けにもなりません。
と現状を嘆きながらも、新しく資産運用を始める為に色々調べて勉強する訳でもなく、
なんとなく世の中が良くならないかなぁと思ってみたりする程度で、テレビのCMが
言うような「個人向けって私の事ですか?」などと資産運用を身近な存在として
感じた事はありませんでした。
ところが、自宅のリビングで妻と何となく交わした会話が、
こんな私のスタンスを大きく変える事になったのです。。。。
お母さん
「チョットお父さん!お隣は年末にハワイに行くんですって!
去年までは"貧乏暇なしで年末年始も仕事ですぅ"なんて言ってたのにっ!
なんでも奥さんが始めた"えふえっくす"で儲かったとか?
円高だから海外がいいのとか?もーさっぱり解りゃしない!
なんなの"えふえっくす"って。もーお父さん聞いてる?」
お父さん
「うん?あっ、ああ"えふえっくす"な。
ぉお、あれは良いらしいぞ"えふえっくす"は。」
ボーッと、テレビを眺めてたところに急に聞かれたので
思わず知ってるかの様に答えてしまいました。
これが間違いの素。
お母さん
「えっ!お父さん知ってるの!?」
っと、妻が意外な顔をしたので、逆に慌てた私は、普段は使わない頭をフル回転させて
"えふえっくす"なるものを頭の中から必死に探しました。
"どっかで聞いた事があるんだけどなぁ・・・。えふえっくす・・・エフエックス・・・!
もしかして「FX」かぁ?そういえば今朝の日経新聞にも載ってたなぁ
「FX(外国為替証拠金取引)」って、そうだ為替取引とかいうヤツのことだよな。
詳しい事はな~んにも知らんけど、ここは何とか乗り切ろう。
お父さん
「おっおう!当たり前じゃないか知ってるよ。常識だよ常識・・・ふぅー。」
お母さん
「ホントにぃ?知らないなら知らないって言った方が良いんじゃないの?」
お父さん
「しっ、知ってるよ!ホントに!外国為替証拠金取引の事をFXって言うんだよ。」
お母さん
「ふ~ん。」
お父さん
「なんだ、なんだその意味ありげなふ~んはっ!
そっ、それじゃぁ教えてやるよ。
ただお金の事だから中途半端な話で誤解しても良くないから、明日からチョットずつ教えるよ。」
つまらないプライドの為、なんとなく知らないと言えなかった私は、自分で自分を追い詰めて
しまい、さして興味のないFXについて勉強し、妻に教えなくてはならなくなりました。。。