昨日、アメリカのリーマンブラザーズ証券は経営破たんとなり、市場が大きく動きました。
NYダウも約500ドル安と株式市場は動き、為替市場もどの通貨も2円以上の値動きがありました。
先々週からアメリカの景気後退を感じさせるニュースが飛び交っていますが、その裏でアジア通貨の下落、中国株価指数の下落など世界中で、景気後退が始まったような感じがします。
このように市場は荒れている状況であれば、いったん冷静に全体を見渡す必要があるかもしれません。
それではさっそくシステムトレード検証に入りたいと思います。
今回のギャン理論で「インターミディエイト・スイング」、「メイン・スイング」等での取引を行って来ました。
今回私個人が思ったのは、一般投資家が行うには「メイン・スイング」が非常に良いと感じました。
理由としてはやはり多くの方が仕事を持っていらっしゃるので、1日中投資だけで過ごしているわけではありません。
そうなるとやはり長いスパンでの取引が一般投資家の「強み」だと考えられます。
また、プロのトレーダーと違い、「すでに取引をしなければいけない状態」ではないので、ある程度自分ペースで取引ができると思います。
そうなると、ギャン理論の「メイン・スイング」は、非常に良いシステムトレードだと思います。
「メイン・スイング」であれば、1週間から1カ月単位の値動きで取引を考えますので、落ち着いた取引できると思います。
また場合によっては、スワップ金利のようなインカムゲインも得ることが可能ですので、それも加味できれば非常に良い取引ができると思います。
以上で、今回の「ギャン理論」についての検証を終えたいと思います。
昨日、フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)とファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)が、アメリカ政府の政府管理下に置かれました。
2社合わせて、1兆6000億ドルの債務を抱えいますので、アメリカ史上最大の企業救済となります。
これは以前日本でも、銀行に対しての公的資金注入と一緒ですが、日本の場合10年かかりました。
しかしアメリカの場合は、そのくらい問題が発生して1年で行われました。
この政策に対して市場は好感し、株式・為替も大きく上昇しました。
ただ、これからこの債務をなくし健全化を保つわけですから、大きな流れは変わらないかもしれませんが、短期の市場の動きは非常にはなくなるのではと思います。
それではさっそくシステムトレードの検証に入りたいと思います。
今までずっと「77円80銭 売りポジション」を持っていましたが、昨日の朝、急激な円安のため決済してしまいました。
あのまま決済せず1日持っていれば、先週の金曜日と同じぐらいのレートになったと思いますが、ある種「狼狽の決済」という形になってしまいました。
ギャン理論のメインスイングとしては、今回非常に良い形で取引ができたとは思います。
ただ今回のようなファンダメンタルズで大きく動いた場合、システムトレードとして対応するのは非常に難しい部分があるのではと感じました。
先週は株式市場は方向感なく大きく動いていますが、為替市場では先週から対円通貨が、一気に円高方向に動いていました。
ただ各国で、ドル安是正の協定が結ばれたので、それを考慮して、市場の取引をしていただければと思います。
それでは早速システムトレード検証に入りたいと思います。
まずは先月中旬の第11回「ギャン理論」からから「77円80銭 買いポジション」と書いていましたが、「売りポジション」の誤りです。
お詫びいたします。
先週では、ユーロ円でも160円を割り、ポンド円も200円を割り込むなど、ドル円以外の円通貨は大きく円高方向に向かいました。
どの円通貨もようやく通常のレートに戻り始めたと思います。
それを考えると、対円通貨はさらなる円高方向に行くと思われます。
また、現状のまだメイントレンドが円高方向を向いていますので、引き継ぎつきこのポジションを継続したいと思います。
最近の市場は非常に大きく動いています。
昨日の株式市場では、日経平均は-167.65円、NYダウは-241.81ドルと、少し下落基調になっているように感じます。
また、為替市場も先週の金曜日から一転して、円高方向に動きました。
株式・為替市場共に大きな動きがあるので、慎重取引をしていただければと思います。
それではさっそくシステムトレードの検証に入りたいと思います。
先々週から、「NZドル円 77円80銭 買い売り」のポジションを保有しています。
先週は、ほとんど上での幅が決まったようなレンジ相場で終始終わりました。
しかし昨日、一気に円高方向に向かいました。
ここで前回の抵抗線でもある76円を割るかどうかになります。
ここはNZドル円の「メイン・スイング」は、円高方向になっていますので、このポジションのまま継続していきたいと思います。
先週は、為替・株式・商品市場とも、先々週の流れを引き継いで、大きく動きました。
為替市場では、特にオセアニアの通貨が、大きく反転しました。
株式市場も上下の動きが大きく、明確な方向性が出てないような状況です。
商品市場のNYガソリンに関しても、今まで上がり1本調子だったのが大きく急落しました。
これらの動きは、投資マネー自体が安定的な運用先を探しているのかも知れません。
今後も冷静な取引をしていただければと思います。
それではさっそくシステムトレードの検証に入りたいと思います。
先週、「NZドル円 77円80銭 買い売り」の指値を入れたところ、先週の金曜日に約定しました。
NZドル円は、先週の火曜日に一気に円高方向に行き、74円台をわりましたが、その後一気に円安方向に反転しました。
本日においても、その動きを引き継ぎ同じように、円安方向に向かっています。
NZドル円の「メイン・スイング」は、円高方向になっていますので、このポジションのまま継続していきたいと思います。
先週の金曜日に為替市場は大きな節目を迎えたと思います。
ドル円も110円をつけ、他の対円通貨も一気に円高方向に向きました。
また対ドル通貨も大きく動きました。
株式市場も先週の金曜日のNYダウは、302.89ドルの上昇を見せました。
どの市場も大きな節目を迎えてきたので、冷静にトレンドを見極める場面であると思います。
それではさっそくシステムトレードの検証に入りたいと思います。
先週「80.20円」に指値を出しましたが、結局先週の月曜日から円安方向に流れることなく、円高方向に流れました。
「メイン・スイング」は、ほぼ円高方向のトレンドを築いたと思います。
ただ、現在のNZドル円の値段でもある77円台をちゃんとした形で、下抜ければ、確実な円高方向に向いたと思います。
しかし、今成り行き注文で買い売りポジションをするには不安もありますので、ちょうど先週金曜日に下抜けた値段でもある「77円80銭 買い売り」の指値を入れたいと思います。
先週の株式相場は、東京・NYともに上下大きく動きました。
また為替相場もある種、一つのトレンドが形成されたように思います。
ただ気をつけておかなければならないことは、明日FOMCがあるので、それを受けてまた大きく動くと思います。
それではさっそくシステムトレードの検証に入りたいと思います。
先週は「NZドル 売り 81.30円」の指値を出していましたが、結局、円安になることもなく、円高方向に気に動きました。
また対円通貨では、ほとんどが円高方向に向いてきました。
特に、オセアニア地区のオーストラリア・ニュージーランドに関しては、円高一方方向で動きました。
現状の「メイン・スイング」考えると、対円通貨では、円高方向に行くと考えられます。
これは先週と同様に、対円通貨では「NZドル 売り」の指値を出していた方が良いと思います。
しかし、先週に一気に円高に向いたので「81.30円」ではなく、先週月曜の高値でもある「80.20円」に指値を入れたいと思います。
NY原油が、一気に下落して120ドル台まで戻りました。
しかし、日本では、漁業関係者対して補助金が出ることが決定しました。また、来年の1月から東京電力も、月800円の値上げを検討しています。
原油の先物市場は、価格が落ち着いていましたが、ようやく現物市場に先物市場の価格上昇の影響が、表われてきました。
早速ですが、システムトレード検証に入りたいと思います。
今回も「メイン・スイング」について検証しようと思います。
先週のドル円以外の対円通貨は、やや円高方向に振れました。
特にNZドル円に関して言えば、一気に円高方向に向いたと思われます。
ファンダメンタルズ的な判断にはなりますが、日本も夏休みや盆辺りなどで、欧米の投資家が一気に動く場合があります。
去年の今頃もちょうどドル円以外の対円通貨は、20円近くの円高方向に行きました。
それを勘案して、現状の「メイン・スイング」考えると今年も同じような動きが良いのかもしません。
今回は「NZドル 売り 81.30円」の指値を出しておこうと思います。
先週から、NY原油の価格が下がってきましたが、それ以前の価格上昇分が、日本国内のガソリン価格に転嫁されてきました。
そのためガソリンリッター当たり180円になりました。
それにともない、燃料費・輸送コストの上昇のため、食品も商品サイズを小さくしたり、材料を変えたりと、実質的な価格上昇になってきました。
特に日本経済は、原油に頼った部分が多くあるので、今後の株式・為替の動きにも注意していただきたいと思います。
それでは早速、システムトレード検証に入りたいと思います。
前回「メイン・スイング」ということで、「ユーロ円 169円 買いポジション」での取引をしました。
月曜日にポジションが作られましたが、その後は165円30銭ぐらいまで、円高になりました。
短期トレードであると大きなマイナスではありますが、今回は、「メイン・スイング」ということですので、そのまま持ち続けたところ、一気に円安に振れ、金曜日の終了時間には、169円40銭ぐらいで終わりました。
月単位の長期で考えるとまだまだ、円安に振れる可能性が、高いようにも思われます。
ただ週単位(「インターミディエイト・スイング」)でみると、先週の円高は修正の上昇(いわゆる押し目)で、大きな下落トレンドになる可能性が高くなりました。
ここは、いったんこのポジションを決済して様子をみようと思います。
次回も「メイン・スイング」ということで、対円通貨が大きな節目を迎えると思いますので、引き続き見ていこうと思います。
金曜のNY市場は非常に荒れ、株安・債券安・ドル安のトリプル安となりました。
いまだに、アメリカではサブプライム問題の傷が大きく、住宅公社の国有化を否定したことから、大きく市場が荒れました。
現在でも経済の中心はアメリカ主導になっていますので、このサブプライム問題が決着つくまで、慎重な取引を考えていただければと思います。
それでは早速システムトレードを検証に入りたいと思います。
前回は、「インターミディエイト・スイング」ということで、「ユーロ円 169円 売りポジション」の取引を行いました。
結果としては、7月3日の夜に指し値がつき、7月7日に(167円80銭を抜けた為)168円で決済しました。
トレードとしては非常に成功したと思いますが、「インターミディエイト・スイング」ということを考えると、もう少し長いスパンでの取引ができた方がよかったかと思います。
また、裁量トレードで考えれば、167円50銭の時点で決済できたかもしれません。
(+50銭の利益が取れたと思います。)
このようにシステムトレードと裁量トレードをうまく組み合わせて、使い分けるのも一つのトレードの方法なのかもしれません。
それでは今回は「メイン・スイング」の検証を行いたいと思います。
「メイン・スイング」とは、メイントップ(最高値)とメインボトム(最安値)を特定するために使用されます。
別名「3本バーチャート」とも呼ばれています。
これは、三つの連続する4本値のうち、直前の4本値と比較して、新しい高値、もしくは新しい安値を付けたものをラインとしてつないでいきます。
また、単純に考えた場合、スパンの長い月足でみると、非常に分かり易いかと思います。
例えば、NZドル円の月足をみると、2007年8月の97円70銭をメイントップ(最高値)とし、2007年9月の74円20銭をメインボトム(最安値)として、きれいなペナント(三角形)を作っています。
このペナント(三角形)の場合は、一気に上昇・下落する可能性が非常に高いです。
そう考えるとこの時点では、NZドル円の取引はまだ早いということになります。
今回もユーロ円で考えますと、2005年7月の130円60銭をメインボトム(最安値)として、2007年8月の168円90銭をメイントップ(最高値)になります。
現在ですと、すでに169円台をつけてますので、さらなる上昇が期待できます。
それでは、今回は「ユーロ円 169円 買いポジション」での取引を行おうと思います。
ついにNY原油が、先週の金曜日に142ドル台までつけました。
価格高騰の波はひどく、長年、定価格であった卵が、30円の値上げとなりました。
割合でいうと、約1割の値上げになります。
それに反映してか、先週の日経平均・NYダウともに、大きく下落しています。
為替になっても、ドル円は108円だったものが、大きく円高に戻されました。
しかし、ユーロ円は、169円台と最高値を記録している状況でした。
非常に市場が、大きく動いてる感じがします。
慎重な取引を引き続きしていただければと思います。
それでは、システムトレード検証に入りたいと思います。
今回「インターミディエイト・スイング」での取引を考えてみたいと思います。
「インターミディエイト・スイング」とは、単純に考えますと、「中期トレンドの売買シグナルで取引をする」というものです。
この場合、時間足でチャートを見るというよりは日足で見るべきだと思います。
今回の例えとしてユーロ円で考えてみたいと思います。
ユーロ円の場合、日足チャートで見ますと、2007年7月13日に168.93円をつけました。
そして、先週の木曜日に169.44円をつけました。
その先週の木曜日に169円台なるまで、何度も169円台をトライしましたが、なかなかつきませんでした。
それを考えると、169円が中間トレンドのトップになると思います。
ちょうど先週の木曜・金曜と円高方向に向いてきてるので、このまま円高になる可能性が高いと思われます。
それではこれを踏まえて、「ユーロ円 169円 売りポジション」での取引をしてみたいと思います。
ついに108円を超えました。為替市場に関しては大きな節目を迎えたと思います。
このまま円安方向に流れる可能性が高くなりました。
その為、多くの方が取引量を必要以上に大きく取引しがちになります。
市場は常に「不確実性」があります。
一発秘中を狙う必要はありません。また市場は決してどこにも行きません。
冷静な判断での取引を薦めて頂ければと思います。
それではさっそくシステム・トレード検証に入りたいと思います。
「ギャン理論」のスイングトレードについて、述べたいと思います。
スイングトレードをする上では、スイングチャートが最も重要な指標になります。
スイングチャートは大きく三つに分かれて、マイナー・インターミディエイト・メインの三つの指標を分析を行います。
その中でも今回は、マイナースイングで取引を考えてみたいと思います。
まずマイナースイングとは単純に申しあげますと、時間足1本の足を抜いた時もしくは割れた時、に従って売買をすればいいという取引です。
よく「新高値」、「新安値」と言われているものになります。
例えばですが、現在ドル円は、どんどん円安方向に進んでいます。
4時間足で見ても、新高値を築いています。
このような状況を「ハイヤー・ハイ(高値築き)」の「マイナースイング」と呼んでいます。
現在ドル円もそうなのですが、ポンド円に関しても同様に、円安方向に進んでいます。
ポンド円の場合は、このままですと、213円の抵抗線にぶつかる位までの円安方向になると仮定します。
そうなりますと、4時間足で見た場合、210円70銭を受けた場合は、「買いポジション」の取引をすれば、いいということになります。
すでに金曜日時点で、210円70銭を抜けているので、「211円 買いポジション」で指し値をしていても、良いと思います。
それではこの注文で、取引をしたいと思います。
次回は、インターミディエイトスイングでの取引を考えてみたいと思います。
先週の金曜日にNY原油は139ドルに達し、本日のドバイ原油については、130ドル台となりました。
ここまでの上昇になると、さすがにどこまで上昇するのか分からなくなってきました。
イラク戦争前(2002年)ぐらいですと、日本が指標としているドバイ原油は約25ドルぐらいでした。
また当時のガソリンリッター価格が80~90円台でした。
単純に考えても、ドバイ原油は約5倍以上の上昇をしているわけですから、ガソリンリッター価格を単純計算すると、400円~450円となります。
「ガソリンリッター価格が200円になる」というもの現実味を帯びてきました。
世界中でも、ストライキや食糧などで大きな問題になっています。
特に日本は輸出入が多い国であるので、運送コストの上昇または食糧価格の上昇の可能性が高くなりました。
そうなると当然株式市場・為替市場にも大きな影響を与えると思いますので、今は必要以上に商品市場に目を向けた方が良いのかもしれません。
引き続き慎重なお取引を心がけていただければと思います。
それではさっそくシステムトレードを検証に入りたいと思います。
今回、ユーロ円を162.80円で売りポジションを持ちました。
しかし、木曜に入りECBがあるということもあり、162.30円と早々に決済しました。
最初の月曜日は、トレンドに乗れ、非常に良い取引でしたが、5日の木曜の夜、ECBの政策金利4%据え置きの報道を受け、一気に円安方向に反転し、そのまま円安に向かいました。
今回は、取引としては成功だったと思いますが、システムトレードから見ると失敗だったと思います。
理由としては、決済注文に関しては「ECBの政策金利発表」を考えた上での取引になるので、これはシステムトレードというよりは裁量トレードの部類になると思います。
火曜日水曜日と、市場は様子見状態になっていたため、それを見計らって指値の決済注文を入れておけば、よかったのかもしれません。
しかしテクニカルにこだわり、持ち続けたならば、この円安に資金が持たないだろうと思います。
もう少しシステム的な損切りポイント、もしくは期間が必要かと思いました。
次回はスイングトレードについて述べたいと思います。
ついに日本のガソリンの価格が170円台となりました。
このため、流通コストが上昇し、物価もそれに伴って上昇する可能性が非常に高いです。
今後この物価上昇が為替・株式市場に大きな影響を与える可能性が高いと思います。
慎重なお取り引きをしていただければと思います。
それでは、さっそく検証に入りたいと思います。
「ギャン理論」の最大の焦点は、トレンドの変化や相場の方向性を示す三つの基本指標の間の相互関係を見極めることです。
三つの基本指標とは、パターン、価格、時間、になります。
簡単に例えればドル円が、2ヶ月かかって、5円、円安に向かったとします。そうなると、5円円高に向かうには、同じく2カ月がかかるという。理論です。
もちろん、すべでは同じ時間という訳ではなく、2分の1の時間がかかったり、4分の1、または8分の1などパターンによってさまざまあります。
これを「ギャン・アングル」と言います。
今回この「ギャン・アングル」のシステムを使い、トレードしようと思います。
取引対象とは、ユーロ円です。
理由としては、非常に良い「ギャン・アングル」を形作っているからです。
現在ユーロ円は163~164円台です。
直近の高値である4月下旬の164円台、直近の安値は5月上旬の159円台です。
その後、現在の163~164円台に推移しています。
共に、約3週間。円高に向かいに164円から159円になり、そして159円から164円になりました。
「ギャン・アングル」で考慮すると、また3週間使い、5円・円高に向かう可能性が高いと思います。
ただ一つ、気をつけておきたいのは、4月半ばの1週間で158円から164円まで円安方向に向かったので、もしかすると、同じ時間(1週間)で、円高に向かうかもしれません。
それではまず、ユーロ円の売りから今回は入ってみたいと思います。
株式・為替市場共に、方向性の不透明な状況です。
日経平均にしても、1万4000円台に回復しましたが、まだしっかりとした上昇トレンドを形成できていないと思います。
その中で商品市場では、原油や鉄鉱石など際限なく上昇を続けています。
これが今後どのように株式・為替市場に反映するのかを、しっかりと見極める必要があるかと思います。
それでは、早速検証に入りたいと思います。
今回ご紹介するのが、ギャンの取引ルールです。
ギャンは28のルールを決めて、取引することを推奨しました。
これは何度もギャン自身が失敗し、それを体系化したものです。
1 投資資金を10等分し、1回の取引に資金の10分の1以上のリスクを決して取らない。
2 ストップ・ロス・オーダーを使うこと。取引にあたっては5セント以上離さず、常に1~3セント差でストップ・ロス・オーダーを置いてポジションを守ること。
3 過剰な売買は決してしない。これをすることは資金運用の原則に反することになる。
4 儲けを損失に変えない。3セント以上の含みが出来れば、利益を失わないようにストップ・ロス・オーダーを近づけること。
5 トレンドに逆らわない。自分のチャートとルールに従って、相場のトレンドに確信が持てないときは売買しない。
6 疑わしいときは手仕舞い、取引をしない。
7 活発な銘柄のみを取引する。動きが鈍く、活気のない市場には手を出さない。
8 リスクの均等分散。できれば2種か3種の商品を取引する。資金全部を1商品に集中させることは避ける。
9 指値をしてはならない。売買の価格を決めず、成り行きで売買すること。
10 充分な理由なしで手仕舞わない。利益を守るにはストップ・ロス・オーダーでフォローする。
11 実現益は蓄積せよ。連続して取引に成功したら、一部は温存し銀行口座にいれ、
緊急時やパニック時にだけ使うこと。
12 配当目当てで株を買わない。(小掬(すく)い商いしない。)
13 難平をしない。難平はトレーダーの最大の誤りである。
14 我慢できないというだけで相場から逃げない。また、待ちきれなくなったと言うだけで
手を出さない。
15 小さな儲けと大きな損は避ける。
16 建玉と同時にストップ・ロス・オーダーを出し、これをキャンセルしない。
17 あまり頻繁に売買しない。
18 買いを厭わないのと同様、空売りを厭わないこと。トレンドに追随し儲けることを目的とする。
19 安いというだけで買ってはならないし、高いというだけで売ってはならない。
20 ピラミッディングのタイミングに注意する。商品が非常に活発になり抵抗線を抜けるのを待ってから買い増し、支持水準を割るまで待ってから売り増しする。
21 買いのピラミッディングをするには強力な上昇トレンドを示す商品(発行済株数の少ない銘柄)を選び、売りのピラミッディングをするには明確な下降トレンドを示す商品(発行済株数の多い銘柄)を選ぶ。
22 ヘッジは決してしない。ある商品を買い建てしていてその価格が下がり始めた時、これをヘッジしようとして別の商品を空売りしてはいけない。この場合は相場から手を引いて損を確定し、次の機会を待つ。
23 充分な理由なしにポジションを変えないこと。取引する場合は充分な理由に基づくか、または明確なルールによること。また、相場のトレンドが変わる明白な徴候なしには手を引かない。
24 長期間成功し儲けた後で取引量を増やすことは避ける。
25 相場が天底となる時を当て推量してはならない。天底は相場が明らかにする。明確なルールに従うことで、相場をすることができる。
26 自分よりも相場を知らない人の助言に従ってはならない。
27 損が出た後では取引量を縮めよ。決して増やしてはならない。
28 間違えて入ることを避けるのと同じく、間違えて手仕舞うことも避ける。二つながら間違いだからである。
先週の為替市場は、先々週までの大きく動いた為、停滞したような動きになっていました。
それに対して日経平均は、上昇し続け1万4000円台まで回復しました。
しかし最近では、サブプライムの為、シティバンクが2万人規模のリストラ計画を打ちたて、日本ではみずほ銀行が下方修正をしました。
まだまだサブプライムの傷跡が大きく残っているようです。
現在の株式市場の上昇トレンドが本物なのか、それとも最後の上昇なのかの見極めが必要かと思います。
「今が一番良い」と言う状況ではないわけですから、焦らず資産の形成をして頂ければと思います。
それでは、早速検証に入りたいと思います。
前回、「タートルズ」の検証を行うとしていましたが、為替市場はレンジ相場であったので、売買サインが出ませんでした。
それは引き続き継続するとして、今回は「ギャン理論」について検証を始めたいと思います。
「ギャン理論」については、多くの方がご存知だと思います。
特に有名なのが「スィング・トレード」・「価格は時間に等しい(投資と言うものに時間の概念を入れた事)」と思います。
「ギャン理論」がシステムトレードなのかと疑問をお持ちの方もいらっしゃるかも知れません。
しかし、ギャンもシステムトレーダーであったと私は思います。
その理由として、著書に下記の言葉を残しています。
「ルールを正確に守っていれば収益を上げることが出来る。決心することだ。もしもルールに従うつもりが無いなら、商品やその他の投機や取引は始めるべきではない。と言うのも、そうなれば、結局、損失を被るのは自分だからだ。」
現在では、「非裁量トレード」を「システムトレード」と呼ばれています。
「ギャン理論」はその「システム」を「ルール」と言う言葉に当てはめているように思います。
「ギャン理論」の確立した、「ウィリアム・デルバート・ギャン」について簡単に触れたいと思います。
テキサスの綿花農家に生まれ、24歳で相場(商品・株式)の世界に入りました。ギャンは聖書・数秘術に学んだ投資哲学から生み出した厳格なルールに従って取引を続けました。
記録によると、ギャンは25日間に286回取引を行い、そのうち264回は利益(勝率92.31%)を得ていました。
その為、最初の投資金額450ドルが3万7000ドルになりました。
またある同業者の記録によると、「ギャンは130ドルを1ヶ月もしないうちに1万2000ドルに殖やした事がある。これまで会った誰よりも早かった」と言われています。
またギャンの予測は相場だけに留まらず、ドイツ・オーストラリア皇帝の退位、第一次世界大戦の終結なども予測していました。
ギャンは当時でも資産運用の講師としても活躍し、在宅向けのコース:1500ドル、上級者向けのコース:5000ドルなど、当時としても破格の受講料であり(当時のダウ平均:300ドル)、それだけの価値があると考えられていました。
しかし、ギャンは講師での収益よりも市場からの収益を大きく、講師業は「人々への啓発」と記しています。
それでは、次回は「ギャン理論」のルールに迫りたいと思います。