現在の日本の「システムトレード」について、ふれたいと思います。
最近とくに「システムトレード」という言葉が、よく聞かれます。
しかしその歴史を紐解くと、数年前のタートルズから古くは江戸時代の本間宗久まで、「システムトレードを行っていた」と考えられます。
去年の6月27日、経済産業省も「工業品先物市場の競争力強化」に関するレポートを発表しました。
その中では、「プロ市場化と市場参加者の利便性増大」を挙げており、「世界最高水準の新たな電子取引システムの早期導入」を盛り込んでいました。
これは当時、海外市場ではアルゴリズム取引(一定ルールに基づいてコンピューターに売買させる)=システムトレードが、創成期から競争期に入ってきたことを受けてのレポートでした。
すでに海外では市場のコンピューター化の波は激しく、例えばユーレックスなどアルゴリズム取引の創成期では、注文を送信して受信するまでの時間が、ロンドンから約30ミリ秒・シカゴからは約140ミリ秒の時間を要していました。
しかし、2006年の8月にさらに時間短縮可能サービスが実現し、距離も関係なく、10ミリ秒以下まで短縮させました。
また、アメリカの商品市場も24時間取引が可能になっています。
当然、人力では限界があり、そのため補完するためのコンピューター化が進んだとも思われます。
現在の東京株式市場では、約半数が外国人投資家と言われています。
また、日本人の投資家が減り、商品先物取引所のいくつかが統合されました。
経済産業省がレポートを出した理由として、、外国人投資家を取り込むため、東京の株式・為替・商品先物市場のさらなるコンピューター化を考えているからだと思います。
それにともないにコンピューターを使った取引=システムトレードが主流になっていくのではないかと思います。
まだ日本の場合、創成期もしくは誕生期にある状態ですので、確かな目が必要になってくるのではないかと思います。
多くの方が今のうちからでも少しずつ勉強・理解し、グローバルレベルのシステムトレードを利用していただきたいと思っています。
今週は、「ミリオネア FX」において売買サインが現れませんでした。
その為、今週はシステムトレード・ソフトに関してのいくつか注意点を書こうと思います。
御存知の通り、今FXの情報商材が溢れています。
その中では、色々と問題になっているものあります。
今回検証している「ミリオネア FX」も例外ではなく、11月ごろから問題商品との声をウェブ上で見受けられます。
私の個人的な解釈になりますが、システムトレード・ソフトは単に開発者の投資理論を具現化したものに過ぎないと思います。
100%市場を予想することを出来る人など居ません。
私自身もそのようなトレーダーにあったこともありません。
人間が考えている範疇でしかシステムを作ることができないのであれば、システムトレードには多少限界があると思います。
逆に言えばその辺りを開発者がどれだけ利用者に対して柔軟に対応しているかによります。
例えるなら、地面に穴があったとします。
この穴の部分が投資でいうところの利益になります。
これを埋めてしまうと地面が平らになる⇒利益がなくなる⇒テクニカル・ファンダメンタル分析の変更が必要になる、と言う状況になります。
これをいかにそれらの分析の変更がスムーズに対応できるか・変更できるかによると思います。
今回検証している「ミリオネア FX」も”過大広告”との指摘を受けています。
「ミリオネア FX」は基本的にトレンドフォロー型ですが、スワップ金利を考慮している為、あくまでも「買いポジション」を中心としている設計思想があります。
そのため実際「売りポジション」でバックテストを行うと、あまりいい利益率が出ませんでした。
現にこの3年近くはどの対円通貨も円安方向に動いていました。
その為に「買いポジション」でのトレンドフォローという設計思想が市場にあっていました。
しかし、今年辺りからやや円高方向に流れています。
その為に当初の設計思想から反対に動いたので、損失が発生し始めたのだと思われます。
例えば年末ジャンボ宝くじの1等前後賞:3億円の当選確率は、1000万分の1になります。
全国では74人しかいません。
それでもテレビのCMでは「3億円」ということを強調しています。
あくまでも個人的な感想ですが、それを考えるならFXのシステムトレード・ソフトの広告など可愛いようにも感じます