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2008年6月アーカイブ

システムトレード検証 第6回「ギャン理論」

ついにNY原油が、先週の金曜日に142ドル台までつけました。
価格高騰の波はひどく、長年、定価格であった卵が、30円の値上げとなりました。
割合でいうと、約1割の値上げになります。

それに反映してか、先週の日経平均・NYダウともに、大きく下落しています。

為替になっても、ドル円は108円だったものが、大きく円高に戻されました。
しかし、ユーロ円は、169円台と最高値を記録している状況でした。

非常に市場が、大きく動いてる感じがします。
慎重な取引を引き続きしていただければと思います。


それでは、システムトレード検証に入りたいと思います。

今回「インターミディエイト・スイング」での取引を考えてみたいと思います。

「インターミディエイト・スイング」とは、単純に考えますと、「中期トレンドの売買シグナルで取引をする」というものです。

この場合、時間足でチャートを見るというよりは日足で見るべきだと思います。


今回の例えとしてユーロ円で考えてみたいと思います。

ユーロ円の場合、日足チャートで見ますと、2007年7月13日に168.93円をつけました。

そして、先週の木曜日に169.44円をつけました。
その先週の木曜日に169円台なるまで、何度も169円台をトライしましたが、なかなかつきませんでした。

それを考えると、169円が中間トレンドのトップになると思います。

ちょうど先週の木曜・金曜と円高方向に向いてきてるので、このまま円高になる可能性が高いと思われます。


それではこれを踏まえて、「ユーロ円 169円 売りポジション」での取引をしてみたいと思います。

 

システムトレード検証 「日本の現状・今後」

現在の日本の「システムトレード」について、ふれたいと思います。

 

最近とくに「システムトレード」という言葉が、よく聞かれます。
しかしその歴史を紐解くと、数年前のタートルズから古くは江戸時代の本間宗久まで、「システムトレードを行っていた」と考えられます。


去年の6月27日、経済産業省も「工業品先物市場の競争力強化」に関するレポートを発表しました。

 

その中では、「プロ市場化と市場参加者の利便性増大」を挙げており、「世界最高水準の新たな電子取引システムの早期導入」を盛り込んでいました。

これは当時、海外市場ではアルゴリズム取引(一定ルールに基づいてコンピューターに売買させる)=システムトレードが、創成期から競争期に入ってきたことを受けてのレポートでした。

 

すでに海外では市場のコンピューター化の波は激しく、例えばユーレックスなどアルゴリズム取引の創成期では、注文を送信して受信するまでの時間が、ロンドンから約30ミリ秒・シカゴからは約140ミリ秒の時間を要していました。
しかし、2006年の8月にさらに時間短縮可能サービスが実現し、距離も関係なく、10ミリ秒以下まで短縮させました。

また、アメリカの商品市場も24時間取引が可能になっています。
当然、人力では限界があり、そのため補完するためのコンピューター化が進んだとも思われます。


現在の東京株式市場では、約半数が外国人投資家と言われています。
また、日本人の投資家が減り、商品先物取引所のいくつかが統合されました。

経済産業省がレポートを出した理由として、、外国人投資家を取り込むため、東京の株式・為替・商品先物市場のさらなるコンピューター化を考えているからだと思います。

 

それにともないにコンピューターを使った取引=システムトレードが主流になっていくのではないかと思います。

 

まだ日本の場合、創成期もしくは誕生期にある状態ですので、確かな目が必要になってくるのではないかと思います。
多くの方が今のうちからでも少しずつ勉強・理解し、グローバルレベルのシステムトレードを利用していただきたいと思っています。

システムトレード検証 第5回「ギャン理論」

ついに108円を超えました。為替市場に関しては大きな節目を迎えたと思います。
このまま円安方向に流れる可能性が高くなりました。


その為、多くの方が取引量を必要以上に大きく取引しがちになります。
市場は常に「不確実性」があります。
一発秘中を狙う必要はありません。また市場は決してどこにも行きません。

冷静な判断での取引を薦めて頂ければと思います。


それではさっそくシステム・トレード検証に入りたいと思います。


「ギャン理論」のスイングトレードについて、述べたいと思います。

スイングトレードをする上では、スイングチャートが最も重要な指標になります。

スイングチャートは大きく三つに分かれて、マイナー・インターミディエイト・メインの三つの指標を分析を行います。


その中でも今回は、マイナースイングで取引を考えてみたいと思います。

まずマイナースイングとは単純に申しあげますと、時間足1本の足を抜いた時もしくは割れた時、に従って売買をすればいいという取引です。

よく「新高値」、「新安値」と言われているものになります。


例えばですが、現在ドル円は、どんどん円安方向に進んでいます。
4時間足で見ても、新高値を築いています。
このような状況を「ハイヤー・ハイ(高値築き)」の「マイナースイング」と呼んでいます。


現在ドル円もそうなのですが、ポンド円に関しても同様に、円安方向に進んでいます。
ポンド円の場合は、このままですと、213円の抵抗線にぶつかる位までの円安方向になると仮定します。

そうなりますと、4時間足で見た場合、210円70銭を受けた場合は、「買いポジション」の取引をすれば、いいということになります。

すでに金曜日時点で、210円70銭を抜けているので、「211円 買いポジション」で指し値をしていても、良いと思います。

それではこの注文で、取引をしたいと思います。


次回は、インターミディエイトスイングでの取引を考えてみたいと思います。

システムトレード検証 第4回「ギャン理論」

先週の金曜日にNY原油は139ドルに達し、本日のドバイ原油については、130ドル台となりました。
ここまでの上昇になると、さすがにどこまで上昇するのか分からなくなってきました。

 

イラク戦争前(2002年)ぐらいですと、日本が指標としているドバイ原油は約25ドルぐらいでした。

また当時のガソリンリッター価格が80~90円台でした。

単純に考えても、ドバイ原油は約5倍以上の上昇をしているわけですから、ガソリンリッター価格を単純計算すると、400円~450円となります。

「ガソリンリッター価格が200円になる」というもの現実味を帯びてきました。

 

世界中でも、ストライキや食糧などで大きな問題になっています。

特に日本は輸出入が多い国であるので、運送コストの上昇または食糧価格の上昇の可能性が高くなりました。
そうなると当然株式市場・為替市場にも大きな影響を与えると思いますので、今は必要以上に商品市場に目を向けた方が良いのかもしれません。
引き続き慎重なお取引を心がけていただければと思います。

 


それではさっそくシステムトレードを検証に入りたいと思います。

 

今回、ユーロ円を162.80円で売りポジションを持ちました。
しかし、木曜に入りECBがあるということもあり、162.30円と早々に決済しました。


最初の月曜日は、トレンドに乗れ、非常に良い取引でしたが、5日の木曜の夜、ECBの政策金利4%据え置きの報道を受け、一気に円安方向に反転し、そのまま円安に向かいました。

今回は、取引としては成功だったと思いますが、システムトレードから見ると失敗だったと思います。


理由としては、決済注文に関しては「ECBの政策金利発表」を考えた上での取引になるので、これはシステムトレードというよりは裁量トレードの部類になると思います。

火曜日水曜日と、市場は様子見状態になっていたため、それを見計らって指値の決済注文を入れておけば、よかったのかもしれません。

しかしテクニカルにこだわり、持ち続けたならば、この円安に資金が持たないだろうと思います。

もう少しシステム的な損切りポイント、もしくは期間が必要かと思いました。


次回はスイングトレードについて述べたいと思います。

システムトレード検証 第3回「ギャン理論」

ついに日本のガソリンの価格が170円台となりました。
このため、流通コストが上昇し、物価もそれに伴って上昇する可能性が非常に高いです。

今後この物価上昇が為替・株式市場に大きな影響を与える可能性が高いと思います。

慎重なお取り引きをしていただければと思います。


それでは、さっそく検証に入りたいと思います。

 

「ギャン理論」の最大の焦点は、トレンドの変化や相場の方向性を示す三つの基本指標の間の相互関係を見極めることです。

三つの基本指標とは、パターン、価格、時間、になります。

簡単に例えればドル円が、2ヶ月かかって、5円、円安に向かったとします。そうなると、5円円高に向かうには、同じく2カ月がかかるという。理論です。

もちろん、すべでは同じ時間という訳ではなく、2分の1の時間がかかったり、4分の1、または8分の1などパターンによってさまざまあります。

これを「ギャン・アングル」と言います。

今回この「ギャン・アングル」のシステムを使い、トレードしようと思います。

取引対象とは、ユーロ円です。

理由としては、非常に良い「ギャン・アングル」を形作っているからです。

 

現在ユーロ円は163~164円台です。

直近の高値である4月下旬の164円台、直近の安値は5月上旬の159円台です。

その後、現在の163~164円台に推移しています。

共に、約3週間。円高に向かいに164円から159円になり、そして159円から164円になりました。

 

「ギャン・アングル」で考慮すると、また3週間使い、5円・円高に向かう可能性が高いと思います。

 

ただ一つ、気をつけておきたいのは、4月半ばの1週間で158円から164円まで円安方向に向かったので、もしかすると、同じ時間(1週間)で、円高に向かうかもしれません。

それではまず、ユーロ円の売りから今回は入ってみたいと思います。

 

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プロフィール

名前:鵜飼英之

プロフィール:
商品先物会社でFX室に配属される。退職後、友人・父親の会社経営を手伝うが、夜逃げ・倒産等を経験。その後、「ファイナンシャル・フリーダムを目指し、ロハスな生活」の提案をモットーにFPとして独立。お金の重要性と唱えると同時に、その危険性を説いている。

趣味:
格闘技全般(現在、心身統一合気道を稽古中)